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2023年11月09日

兼松由奈選手 レースレポート【ラリーハイランドマスターズ2023】

こちらのシリーズコラムでは、当社がスポンサー契約をしているラリードライバー兼松由奈選手の情報や、ラリーの魅力などをお届けしています。

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今回第5弾コラムでは、10月に岐阜県高山市で行われた「ラリーハイランドマスターズ 2023」のレースレポートが兼松選手より届きましたのでご紹介します!




 



兼松由奈選手 レースレポート
ラリーハイランドマスターズ 2023


1.レース概要
2.結果
3.レポート
 




1.レース概要

■競技会名称
 2023年JAF全日本ラリー選手権第8戦
 第50回 M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2023 supported by KYB

■日程
 2023年10月13日(金)~10月15日(日)の3日間

■場所
 岐阜県高山市周辺

■参戦車両
 スズキ スイフトスポーツ RJ車両

■ドライバー/コドライバー
 ドライバー   兼松由奈(かねまつゆうな) 
 コドライバー  槻島もも(つきしまもも)
 ※コドライバーとは、助手席に座って運転手に指示を出すナビゲーターのことです。

■コース概要
 種目:スペシャルステージ(SS)ラリー
  ・SSの路面    ターマック(舗装路面)
  ・SSの数     12
  ・SSの総距離   78.50km
  ・コース総距離 382.26km



2.結果

 JN4クラス 4位/6台
 総合順位(全日本選手権) 26位/56台



3.レポート

■LEG1(1日目)
土曜日はすっきりと晴れており、気温、ステージ距離からタイヤはDUNLOP301RSを選択。

午前のループでタイムはかなり遅れてしまい、4位と15秒差の5位。
SS2のあたがすではマシンをぶつけてしまい、その後もリフューエル時の渋滞でSS3へ遅着し、バタバタと走行開始。

せっかくのドライコンディションですが、攻めきれず、リズムにも乗れないまま昼サービスへ。
昼サービスでは、午前の車載を見返し危険だった箇所をペースノートへ追記し、マシンはタイヤローテーションとブレーキのエア抜きをしてもらいサービスアウト。

午後のループではSS4でクラス3番手タイムを出せたものの、4位の黒原/ 松葉組と25秒差の5位で1日目を終えることとなりました。

特にSS2/5のあたがすでは、路面のうねりやギャップをレッキの時点で見落としてノートに落とし込めていなかったためペースを落としてしまい、ドライ路面を攻めきれず非常に悔しい1日目となってしまいました。


 

 


■LEG2(2日目)
日曜日は朝から強い雨が降り、今大会で最も路面が汚い駄吉下りからのスタート。

雨で路面が悪いのは危険で怖いですが、チャンスでもあります。安定したペースで走りつつ、相手のミスを待ちタイムを詰めていき順位アップを狙います。

午前のSS3本を走り切り、雨でペースを落とした4位の黒原/ 松葉組と7秒差に。
3位の奥村/ 山本組まで25秒と少し遠いですが、不安定な路面で何があるかわからないのでチャンスを狙います。

昼には雨が上がりましたが、林道は乾かないという予想と、周りの選手のタイヤを見つつ、雨用の201Rのまま午後のループへ。

SS10で黒原/ 松葉組を抜き、3位とも約12秒差となり、安定したペースで3位を目指します。
SS11も安定したペースで、最終SSを残し3位とのタイム差5秒。

しかし、最終SSで 負けてしまい、4位で完走となりました。


 

 


今大会で今年の全日本ラリー選手権は全イベントが終了となります。
5戦出場し、シリーズランキングはJN4クラス5位となりました。

なんとかシリーズ入賞は果たすことができましたが、全体を通して良い成績ではなく悔しいシーズンとなってしまいました。

プライベーターとしてJN4クラスでの参戦1年目で多くの経験ができたシーズンでもあったため、来年は今年の経験や失敗を活かし、安定したペースで上位入賞を狙っていきます。




 




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