ベトナムで日本人が驚いた7つのこと ~ベトナム出張体験記~
ベトナムといえば、フォー、生春巻き、アオザイなどを思い浮かべる人が多いと思いますが、ベトナムの食文化、習慣、国民性まで詳しく知っている人は意外と少ないのではないでしょうか?
このコラムでは、セブン工業社員が出張で訪れたビンズン省、ホーチミン市への出張体験記として、『ベトナムで日本人が驚いた7つのこと』をご紹介します!
ベトナムに興味がある方、ベトナムに初めて行く予定がある方、少しでもご参考になれば幸いです。
『ベトナムで日本人が驚いた7つのこと』
~ベトナム出張体験記~
1.とにかくバイクが多い
2.電線が多い
3.カエルを食べる
4.テイクアウトはビニール袋で
5.料理が美味しい
6.コーヒーが美味しい
7.人が親切で勤勉
■最後に
■出張先
1.とにかくバイクが多い
左は朝の通勤ラッシュです。道路をバイクの大群が埋め尽くしています。
右はホーチミン市のとある信号待ちの様子。車よりバイクの方が多いですね。
冷蔵庫?!も運んでしまうこのバランス感覚。
二人乗りしながらチャリンコも積んで走っています。
バイクが多すぎて道路に密集するので、皆スピードは出しません。(出せません)
2.電線が多い
ホーチミン市内のとある風景。細い電線が無数の束になって繋がれています。
ベトナムの経済発展に伴い急速に電力需要が増加したため、電力不足や送電線の整備が遅れているなどの課題もあるようです。
近年、都市部では無電柱化工事が進められているところもあるそうです。
3.カエルを食べる
豪華に盛り付けされた一皿。実はこれ、カエルのから揚げです。
アップでは【閲覧注意】ですね・・・
ベトナムでは日常的に食べられている食材です。
カエルは鶏肉に似ているとよく耳にしますが、実際食べてみると白身魚に近い感じ。美味しいです!
皮は少し弾力があって、ウナギの皮みたいな食感です。
ネットで調べたら、ベトナムでカエル肉は日本のラム肉くらいのポジションだそうです。
4.テイクアウトはビニール袋で
日本でテイクアウトするとプラスチックなどの容器に入れられるのが普通ですが、ベトナムではなんでもビニール袋で提供されます。
写真は、チャーハンに付いてきたスープと、小さい方は魚醤(魚を原料とした調味料)です。
固形物も液体もすべてビニール袋に入れ、輪ゴムで縛る。ただそれだけです。
これが熱いスープでも溶けないし、横にしても液漏れしないから不思議です。
5.料理が美味しい
左はパーティメニューのセット。チャーハン・空心菜炒め・ハマグリのレモングラス蒸しです。
これで3~4人前です。ハマグリのレモングラス蒸しはやみつきになる美味しさです。
右はホーチミンで有名なカニ料理専門店「94 Thuy(94トゥイー)」の料理。
奥にある揚げ物はソフトシェルクラブ(脱皮したてのワタリガニ)で、これもまた絶品。
ベトナムの朝食と言えばベトナム風サンドイッチ「バインミー」。
米粉を使用した小さめのフランスパンに、肉類やパテ、なます、香草などの具材を挟んで食べます。
バインミーの屋台は3メートルくらいの間隔で数多く営業しており、お店ごとに具材が違います。
お気に入りのバインミー屋さんを見つけるのも、朝の楽しみのひとつですね。
日本円にして100~150円くらいで購入できます。
左は米粉を使った麺料理ですが、フォーではなく「フーティウ」といいます。
フォーがやわらかくつるっとしたのどごしが楽しめる麺であるのに対し、フーティウは乾麺のため細いのにしっかりしたコシがあるのが特徴。
右はある日のランチメニューです。
チャーハンの上に大きな鶏肉が鎮座したワンプレートにスープが付いています。
ランチはどのお店もだいたい200~300円くらいでした。
チャーハンに添えられた小皿は魚醤です。魚醤やチリソースなどの調味料をちょい足ししてアレンジするのがベトナム流です。
6.コーヒーが美味しい
カフェでコーヒーを注文すると、出てくるのに10分くらいかかります。
ベトナムコーヒーは、カフェ・フィンという特殊なフィルターを使用し、ベトナム独自のやり方で5~10分くらいかけて抽出されます。
ベトナムコーヒーは非常に濃いです。
ブラックの場合は氷を入れたカップと共に提供され、氷を溶かして薄めながら飲みます。
コクがあり、ほんのり甘い香りがする濃厚な味わいで、虜になる人続出です。
日本ではあまり流通していないので、インスタントコーヒーをお土産に買って帰ると喜ばれますよ。
ベトナムでは、コンデンスミルクを加え甘くして飲まれることが多いです。
7.人が親切で勤勉
出張先でのランチ会の様子です。ベトナムの皆さんはとてもフレンドリーで親切です。
ニコニコして、人懐っこい方が多いので、すぐに打ち解けました。
また、勉強熱心で向上心があります。
この会社では、多くの従業員が日本語を話すことができます。
若くて意欲的な方が多く、真面目に仕事に取り組んでいます。
■最後に
以上、出張先のベトナムで私たちが感じたいろんなことをご紹介しましたが、いかがでしたか?
日本では考えられないような習慣・文化には驚きましたが、勤勉で親しみやすく、仕事に対して真面目に取り組む方が多いベトナム人の気質は日本人とも相性が良いため、今のような良好な関係が出来上がってきたのかなと思います。
J-VIET社の皆さん、ありがとうございました!
これからもよろしくお願いします。
■出張先
J-VIET JOINT STOCK COMPANY(ジェイベト ジョイント ストック カンパニー)
セブン工業株式会社の関連会社。受注業務・CAD設計業務を請け負う。
ベトナム南東部のビンズン省にあり、経済中心圏ホーチミン市へは車で約30分。
5階建ての社屋を構え、1階にはバイクの室内駐輪場を完備。従業員は約60名。
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