太陽のチカラで、よりサステナブルな工場へ
美濃加茂事業所に「自家消費型太陽光発電システム」を導入
電気料金の高騰が続く中、ものづくりの現場では、より環境に配慮した持続可能なエネルギー活用が求められています。
そうした背景のもと、2023年4月、美濃加茂第3工場の屋根に自家消費型の太陽光発電システムを導入しました。さらに2025年1月には第4工場にも同様のシステムを導入し、美濃加茂事業所全体での再生可能エネルギーの活用を一層進めています。
この太陽光発電システムにより発電した電力は、事業所内の設備に即時供給される仕組みです。再生可能エネルギーを「つくって・すぐ使う」ことで、効率的かつ環境負荷の少ないエネルギー運用が実現しました。
上空から撮影した美濃加茂第3工場
太陽光パネルのスケール
設置した太陽光パネルの規模としては、第3工場では約2,800㎡(テニスコート約11面分)、第4工場では約3,600㎡(テニスコート約14面分)の面積を活用しています。
広大な屋根を”発電のフィールド”としてフル活用し、設置されたこのパネル群が、事業所の電力をしっかりと支えています。
太陽光発電による効果
2025年3月期の実績値では、美濃加茂事業所の年間使用電力量(約762万kWh)のうち、太陽光発電による供給量は約80万kWh。これは全体の約10%にあたり、エネルギーの地産地消とともに、電気料金の削減にも貢献しています。
上空から撮影した美濃加茂第4工場
さらに今後は、新たに完成した大型木造倉庫の屋根にも、太陽光発電システムを2025年5月に設置予定です。より多くの設備で再生可能エネルギーを活用することで、サステナブルな工場運営をさらに推進していきます。
これからも、日々の業務や生産活動の中で「できること」から一歩ずつ。再生可能エネルギーの活用を通じて、より持続可能なものづくりに取り組んでいきます。